キッチンのパーツ「IHヒーターの機能」

IHのよさを理解しましょう

最近、取り入れる人がぐんと増えてきたのがIHヒーターです。IHは、Induction Heating(電磁誘導加熱)の略で、電気の力を使った新しいタイプの調理機器。火を使わない安心感やお手入れのしやすさが、ウケている理由のようです。リフォームで、今お使いのガスのコンロと取り替えることもできます。IHクッキングヒーターに興味のある方は、まずはそのしくみや特徴を理解しておきましょう。ショールームで詳しく説明を聞いたり、できれば実際にIHを使っているお友達の家などで体験させてもらえると、使い勝手がよくわかります。

火を使わない安全性と、強い火力が特徴

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IHヒーターのしくみを説明しておきましょう。スイッチを入れるとプレート下のコイルに電流が流れ、そこで発生する磁力線の働きでお鍋そのものが発熱して調理を行います。一番のメリットは、火を使わないので火災の心配が少ない点ですね。鍋底の温度の上がり過ぎやスイッチの切り忘れ防止といった安全機能も備わっています。実際に、高齢になってきたのでIHヒーターに替えた、というケースがたくさんあります。
火力は標準的な2.5kWのヒーターでは、ガスコンロの一番強いバーナーに相当しますから、かなりハイパワー。最高は3kWのものもあります。とろ火から中火、強火まで調節も自在。自動で温度調節をしたり、湯沸しと保温、ご飯を炊く機能を備えたタイプも。基本的な操作は、プレート面のボタンを押すだけでラクにできます。
最初は、火を見ながら調節するガスコンロと勝手が違い、戸惑うかもしれません。でもいったん慣れてしまえば、パワフルで素早く、便利機能もあり、かえってお料理がしやすくなったと感じる人が多いようです。

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▲ダブルオールメタル・3口フルIHタイプ。左右で鍋を選ばないので使いやすさもアップ。

ヒーターの表面や内装材が汚れず、お掃除が簡単

お手入れがラクなことも、大きな特徴の一つです。プレートはガラス質で、表面には凹凸がまったくなく、使う度にすっと拭くだけでキレイになります。またIHクッキングヒーターで調理をすると、ガスコンロに比べて上昇気流が少ないため油煙が広がりにくく、キッチンの壁や天井がベタベタに汚れることがありません。ですから、とくにオープンキッチンなどで取り入れるケースが多くなっています。火を使わないのでヒーター周辺の温度もあまり上がらず、夏場、汗を流しながらお料理する、ということもなくなります。となれば、ムダに冷房をきかせる必要もなく、電気代が抑えられ、省エネにつながるのもうれしいところ。

使えるお鍋の種類が増えて、より便利に

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以前のIHクッキングヒーターでは、使えるお鍋は鉄やステンレスに限られていました。けれども最近では、「オールメタル仕様」といったタイプが出ていて、アルミや銅など他の素材でもOK。底が平らでプレートに密着する形のものであれば、これまで愛用のお鍋もムダにしなくてすみます。合わないのは底の直径が12cm以下で、底に4㎜以上のそりがあったり、中華鍋のように底が丸くなっているものです。新たにIH用のお鍋を買う時には、SGマーク(Safty Goods)の表示されている製品を選べば、安心して使えます。

グリルの便利機能もチェックを

自動調理機能付きなら、魚からお惣菜まで表示のメニューを選んでボタンを押すと、最適な温度でおいしく焼きあげられます。庫内が大きなタイプもあり、これだとサンマ5尾を並べたり大きなピザが焼けたりとオーブン感覚で使えて重宝するでしょう。煙や臭いが大幅にカットされる機能をもった機種は、お部屋の空気が汚れにくいので、オープンキッチンのご家庭におすすめです。

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▲ピザが焼けるいこの広さ。2kWの大火力でお料理からお菓子まで幅広く活躍。

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▲IHヒーターでもこんがりとおいしそうに魚が焼けます。煙と臭いを除去するタイプ。

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