基本用語集な行
な
長押(なげし)
和風建築で、鴨居(かもい)の上に取り付ける横木。
納戸(なんど)
室内にある部屋状の収納スペース。
に
2戸1(にこいち)
一軒家を左右対称に割り、二戸構えになった家。
2項道路
建築基準法42条2項に定めた道路。道路中心線から2mが道路境界線で、セットバックが義務づけられる。
二重サッシ
サッシにはめ込まれるガラスを2枚にして組み立てたもの。断熱性が高く、結露の防止にも役立つ。
二重床・二重天井
コンクリートスラブから5~6cmの隙間を作って床材や天井材のボードを張る、二重に組んだ床や天井。
二世帯住宅
親の世帯と、その子どもの世帯がひとつ屋根の下で暮らすために考慮された住宅。
ニッチ
廊下やホールの壁をくぼませて作る飾り棚。
ぬ
ヌック
キッチン横や階段の踊り場など、なんとなく家族が集まる場所。
布基礎(ぬのきそ・ぬのぎそ)
壁下などに用いられる細長く連続した基礎のこと。基礎は、柱、壁等の荷重を地中に分散させる役割を果たす。基礎の形状は構築物を支える逆T字型の断面で帯状に連続した形となる。構築物の土台に沿って配置され、鉄筋コンクリートなどを帯状に立上げて作る。もっとも一般的な基礎で「連続基礎」「布」ともいう。
ぬれ縁
居室の外側に設けられた縁側。
ね
根太(ねだ)
木造の建物で、床板の下に渡した横材。
根太床工法(ねだゆかこうほう)
コンクリートスラブと床の表面仕上げの間に、根太を置いた工法。
熱損失
建物の内部から外界へ熱が逃げてしまうこと。
熱貫流率
熱損失量を数字に表したもの。
熱伝導率
熱の伝わりやすさを表す数字。数値が小さいほど断熱性に優れていることを示す。
年金住宅融資
年金資金運用基金(旧年金福祉事業団)が厚生年金保険や国民年金の加入者を対象に行う住宅融資。
の
野地板(のじいた)
木造住宅で、屋根の下地に張った板。
延べ床面積(のべゆかめんせき)
建築物の各階の床面積の合計。容積率によって、建てることのできる延べ床面積の限度が決められる。
法面・法地(のりめん・のりち)
際に宅地として使用できない斜面部分。
ノンスリップ
滑り止めのこと。階段の踏み面の先端に取り付ける。