基本用語集た行
た
耐火構造
建築基準法で定められた耐火性能を備えた構造。
大黒柱(だいこくばしら)
わが国の伝統的な木造建築物で、最も重要な役割を担う通し柱。
耐震構造
地震で生じる揺れに耐えるように設計された構造。
耐震ラッチ
地震の際、扉が開いて中の物が飛び出さないように工夫された扉の掛け金。
耐力壁
地震による水平方向の力や重み、風圧力がかかった場合に建築物を支えるように設計された壁。
ダウンライト
天井に埋め込んだ小型照明。
ダクト
冷暖房した空気や換気した空気を送る通す道(管)。
高さ制限
建築基準法で、ある地区や地域の建築物の高さの最高限度を定めること。
多機能シャワー
打たせ湯や霧状、湯水の流れるパターンを変えるなど、さまざまな機能を備えたシャワー。
宅地建物取引業
宅地または建物の売買・交換、貸借の代理、貸借の媒介を業として行うこと。
三和土(たたき)
玄関から土足で入ってこられる土間部分。
畳
わらを糸で刺し固めた床(とこ)に、いぐさで編んだ畳表(たたみおもて)を付けて、家の床に敷く建材。
建売住宅
不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売するもの。
建具
不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売するもの。
建物面積
扉やふすま、障子、窓など居住空間に取り付ける設備の総称。
ダブルシンク
キッチンに大小2つのシンクがあること。
ダブルボウル
洗面ボウル(洗面台で水や湯をためる部分)が2つ並んでいるもの。
ダブルフィルター
エアブレスの空調設備(エアホスト)に取り付ける高性能フィルター。
団体信用生命保険
住宅ローンを借り入れる人が加入する生命保険のこと。
断熱材
グラスウールやロックウールなど、室内の保温や遮熱のために壁の中に入れる下地材のこと。
断熱性能
壁の両側の空気温度に1度の差があるときに、単位時間あたりに壁1m²を通過する熱量により図る性能。
ち
地域地区
建築物の用途・密度などを適正配分したり、法律または条例で土地利用の制限を定めたりした地域・地区・街区。
地役権(ちえきけん)
他人の土地(承役地)を自分の土地(要役地)の一定の都合や利益のために支配する物権のこと。
地下室
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が平均地盤面より下にある部屋。
地上権
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が平均地盤面より下にある部屋。
チムニー
煙突。洋風住宅の外観デザインで形だけのチムニーもある。
地目(ちもく)
土地の現況と利用状況による区分のこと。田、畑、宅地、などの21種類に区分されている。
仲介
土地の現況と利用状況による区分のこと。田、畑、宅地、などの21種類に区分されている。
中間金
土地や建物の売買契約を結び、手付金を支払った後、最終決済までの間に支払う金銭のこと。
賃借権
賃貸借契約に基づく賃借人の権利。賃借権は、賃貸人の承諾がないと譲渡、転貸できない。
つ
ツーウェイ
2方向通行のという意味。出入り口が2カ所あり、隣室または廊下への動線が良い。
ツーバイフォー工法
北米で生まれた、厚さ2インチ×幅4インチの部材を使う建築工法。
突き板
木材を薄くそいだ板。主に良質な木材を原材料とし、内装用に合板などに接着して使われる。
つくばい
和風の庭に置かれる石の手水鉢(ちょうずばち)。
付け柱
構造上は必要ではないが、デザイン上の観点から取り付けた柱。
つなぎ融資
住宅の購入において、決済から、実際に住宅ローンの資金を受け取るまでの短期間だけ借り入れる融資。
坪単価
1坪(約3.3㎡)あたりの物件価格。
て
手洗いカウンター
トイレ内の壁面などに設置した手を洗うための設備。
定期借地権付き住宅
地主から借りた土地に建てた住宅。契約期間中の地代を払い、期間終了後、更地にして返す。
定期借家制度
「借地借家法」の一部が改正され、2000年に導入された制度。
ディスポーザー
調理時に出る生ゴミを機械で粉砕し、排水とともに下水道へ流し込んで捨てる装置。
抵当権
債務不履行の場合、貸金について他の債権者に優先して弁済を受けられる権利。
dB(デシベル)
音の大きさや電力または電圧の大きさなどをわかりやすく表した単位。
デッドスペース
設計・プラン上できてしまう、利用するのが難しい空間。
テラス
ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めのバルコニー。
DEN(デン)
巣、ほら穴を意味する英語。書斎や趣味を楽しむための部屋という意味で使われる。
電磁調理器
磁力線を使って鍋底を発熱させる調理設備。
天井
部屋の上部を構成する面。断熱、遮音、防塵などの役目、配管や配線を通すスペースでもある。
主な種類=1.船底天井、2.竿縁(さおぶち)天井、3.格(ごう)天井、4.勾配天井、5.掛込み天井
天袋(てんぶくろ)
1.天井面に付いた形の吊り戸棚。
2.和室の押入れの上部に設置されている収納スペース。
天窓
天井や屋根に設けられた開口部で、採光のために設けられるもので「トップライト」ともいう。
と
ドアクローザー
開いたドアをゆっくり自動的に閉める装置。
等価交換
土地所有者が土地を事業協力者が区分所有建物を提供し、土地と等価の区分所有権を交換すること。
登記済証
保存・設定・移転等によって取得した権利を登記した際、登記所が交付する登記を証明する書面。
登記簿
私法上の権利関係を公示し、保護するため、一定の事項を記載した公の帳簿。
動線(どうせん)
エクステリアにおいて、作業したり、利用したり、人が移動する跡・方向を表す線のこと。一般的に頻度が高い動線の長さは短くし、異質の動線が交差しない単純明快な計画が望ましく、この動線をしっかり計画しないと、アプローチ、サービスヤード、駐車スペース、庭等が使い難く、暮らし難い「住まい」になってしまう。エクステリアを構成する門まわり、駐車スペース、庭空間などの計画をまとめていく上での基本になるとともに、設計されたエクステリアの使いやすさを合理的に評価する判断材料となる。
登録免許税
住宅を新築した時や購入した時の土地や建物の登記、ローン借り入れの際の抵当権の登記にかかる国税。
道路幅員
道路の幅。建築基準法では、道路の側溝の外側を道路境界とみなして、道路幅員を測る。
通し柱
2階建て以上の木造建築物で、土台から軒まで通した1本の柱。
ドーマー
洋風住宅の屋根に突き出している三角屋根の窓。
特約火災保険
公庫融資、年金融資、財形融資などを利用して住宅を購入する際に加入しなければならない火災保険。
独立型キッチン
キッチンをリビングやダイニングなどほかの部屋から独立させるキッチンの配置方法。
独立基礎(どくりつきそ)
構築物を支えるための構造物である基礎のひとつ。柱の下に基礎をそれぞれ一個ずつ設けて荷重を支える形態の基礎のこと。一般的に、コンクリートを円柱や直方体などの形状に固め、構築物の四隅や柱の真下など、構造的に荷重がかかる位置に単独で設置する。
エクステリアでは、カーポートの柱、扉やフェンスなどの支柱の基礎に用いられ、傾斜地やデッキの柱も独立基礎を採用している。
それぞれの柱の位置に単独で設けられた基礎であるところから「独立フーチング基礎」ともいう。荷重の大きくかからない柱や地盤が強固な場合に用いられる。
都市計画
都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画。
都市計画区域
都市計画法に基づいて都道府県知事が定める区域。
都市計画法
都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、国土の発展と公共の福祉の増進する目的で制定された法律。
土台
構造躯体の最下部に設けられる構造材のこと。
土留め [土止め](どどめ)
土を取ったり盛ったりする時に発生する、法面や段差が崩壊しないように設置される構造物、あるいは、崩壊を防ぐために行う対策のこと。コンクリート擁壁・石積・ブロック積・矢板(木製・鋼製)など形態、素材、値段もさまざま。
自立式土留め構造の土留めは擁壁とも言い、構造物自体の剛性と基礎部の水平抵抗によって、土留め背面の土圧と水圧を支える工法で、土圧に耐え得る強固な構造とするため費用は割高となる。
半永久的な機能が不要な場合には土嚢積み、丸太積、板柵等の構造による土留めが用いられる。
戸袋
雨戸を使わない時に収納するスペース。
土間
玄関の土足で使う範囲。地面のまま、しっくい塗り、石やタイル張り、土砂利仕上げなどの仕様。
ドライエリア
地下室の一方を掘り下げて造られた庭で、採光や通風、防湿を図るためのもの。
トラップ
下水の悪臭や害虫など防ぐため、便器や洗面ボウル、シンクなどの排水管途中に設けた水がたまる部分。
トレリス
塀やフェンスで区切った庭先にある多目的な屋外スペース。