お店からひと言
F様から『2階和室天井に、以前から雨漏りが。』とのご相談を。
調査すると天井にシミ跡。小屋裏も、所々にシミ跡が。
屋根の雨漏り付近を広範囲に詳しく観ても、瓦のワレやズレ等は見受けられません。
F様に再度詳しく話を聞くと、『新築後数年経った頃、同じ辺りに雨漏りして、新築した業者に修理して貰ったんです。』
調査の結果、普通の雨風では雨漏りしないと思われます。
原因は、『強風雨の時、瓦の間に雨水が入り込み、瓦下の野地板全面に張ったルーフィング《防水シート》の破れや瓦・瓦桟を止めている釘穴などからの漏水』かと考察されます。
対処方法として簡易的な修理ですが、『雨漏りしている付近の棟瓦・隅瓦・地伏瓦を必要最低限の範囲で取外します。
そして耐久性の良いゴムアスルーフィングを、既存ルーフィング上から重ね張りします。
そして取り外した既存瓦を修復葺きする』ご提案を。