キッチン関連機器
生ゴミ処理機の最新機能と選び方
ゴミを処理して量を減らせます
毎日たくさん出る生ゴミ。収集日までの置き場所やニオイに頭を悩ませている方も多いはず。最近では、生ゴミを乾燥したり分解したりして量を減らす、ボックス型の生ゴミ処理機が出ています。生ゴミ処理機があると、キッチンまわりを清潔に保つことができ、生ゴミの量が減り、ゴミ出しもラクになります。結果、環境にやさしいというメリットもあります。家電量販店で販売されていて、購入するときにお住まいの地域の自治体から助成金が出る場合もあるので、役所に確認してみましょう。
処理方法は乾燥式とバイオ式の2通り
生ゴミの処理の方法には、「乾燥式」と「バイオ式」とがあります。それぞれの特徴を知って、どちらのタイプが使いこなせそうか、よく検討してみましょう。
乾燥式は、処理機に生ゴミを入れてスイッチを押すと、高温の熱風で加熱して乾燥させるというしくみ。短時間で処理ができて臭いが発生しにくく、手軽に使えるのが特徴です。バイオ式のほうは、処理機の中にあらかじめバイオチップという土壌を入れておき、チップに含まれている微生物がゴミを分解します。処理には1日以上かかりますが、処理後は園芸用の肥料に使えるので、ガーデニングや野菜づくりなどをするご家庭におすすめです。
流し元で処理できるディスポーザシステム
生ゴミが出るたびにシンク内で処理していける、ディスポーザシステムもあります。シンクの排水口の下に取り付けたディスポーザに生ゴミを入れてフタをすると、生ゴミは数十秒で破砕されると排水管から処理槽へ送られ、最後は下水道に流されます。
使い勝手は優れていますが、現在では、ボックス型の生ゴミ処理機とは違って、特殊な装置と考えられています。処理槽は専用のものが必要になり、一般の浄化槽では対応ができません。また設置する時には自治体に手続きが必要となるので、興味のある方は問い合わせてみてください。