リフォーム工事ミニアドバイス
門まわり

はじめてリフォーム 知りたいコトがココにある

都市部では、敷地面積の関係で前面道路からほんの数十センチで玄関ドアというご家庭を多く見かけます。門扉の無い家と言えばイメージしやすいですね。その弊害は物理面よりもむしろ精神面に及ぶところが多いようです。公道だとはいえ、やはり自宅玄関前で話し込まれていたり、お隣に訪れた方の車が少しでも玄関を遮るように駐められたのでは気分も良いはずがありません。でもそれは悪気があってのことではなく、公私の境目があいまいだから起こり得るのではないでしょうか。門扉がそこにあるだけで解消できるストレスもあるような気がします。
ここでは、門まわりについて基本的な情報を提供します。

門まわりのアイデア

アプローチが短くても、やっぱり門扉はあった方が良い。

門扉は家の顔、とはよく表現されます。外国のような開放感溢れる門扉の無い外構も敷地がゆったりしていればこそ。でもやっぱりセキュリティの面から考えても門扉がある外構プランも検討してみてはいかがでしょう。門扉やフェンスは住まう街並みとも溶け合うようトータルで考える必要もあるかもしれません。一日が「行ってきます!」と門扉を開けてお出かけすることから始まり、「ただいま!」と帰宅でホッとするのも門扉の取っ手を握った時なのではないでしょうか。じっくり検討されることをお勧めします。

  • 開放感

    開放感
    前面道路からポーチへ門扉をセットバック。門柱が入口の役目を果たし、開放的なエクステリアになります。

  • 事故防止

    事故防止
    小さなフェンスと繋がった手摺りが柵の役目も担っています。

  • 狭小

    狭小
    アプローチが短くて、奥行に余裕がなくても、スライドタイプの門なら問題なし。

  • 洋風デザイン

    洋風デザイン
    曲線が優しい洋風の門まわり

  • セキュリティ

    セキュリティ
    重厚で防犯性の高い機能を持った門扉。

  • 駐車スペース

    駐車スペース
    車への悪戯に配慮したカースペース専用門扉。

  • ゆとり

    ゆとり
    玄関と門扉とを少しずらすことで生まれる小さいながらも豊かなスペース。

門扉の役割を考える

門というのはその敷地の入口になるので、門扉とは敷地の中に入るための扉ということになります。
では何故、門扉は必要なのでしょう。塀やフェンス、垣根などで囲われている家は入口がなくては出入りできませんから、門の役割はわかりますよね。そこに扉が必要なのは、デザインでもあり、防犯でもあり、事故防止でもあると考えられます。小さなお子さまをお持ちのご家庭では、門扉を閉めている限りお子さまが外に出ることはありません。
門扉を閉めているにも関わらず、用もない人が敷地内に入り込むということは明らかに不審者と判断できます。
門扉があり、門柱にインターホンを付けておけば、「ご用の方はまずそこから中には勝手に入らないで」という距離感を相手に与えるメッセージになります。まだまだ役割は考えられると思いますが、門扉があることで自分たちの暮らしにどのような影響があるのかを想像すれば、門扉の必要性や機能も見えて来ます。

  • 門扉の役割1

    門扉があると、子どもやペットの急な飛び出しによる事故を減らすことができる。

  • 門扉の役割2

    門扉があると、家の風格も意匠性も変わる。

  • 門扉の役割3

    門扉が閉められた状態では、ヒトは敷地内に入りづらい。

門扉リフォーム計画の立て方

満足リフォームのコツは、お客さまとリフォーム店との共感

古いを新しいに、不便を便利に、確かにリフォームのきっかけではあるかも知れません。でも、ただ単に新しく便利になればそれで満足できるでしょうか。リフォームは、皆さまがイメージする新しい生活シーンを叶えるという目的とともに、現在抱えている住まいの不満、場合によっては暮らしの不満を解消するという役目も担っています。
そのため、リフォーム店はお客さまの普段の生活を知ろうと心掛けます。お客さまが自らの姿をしっかりとリフォーム店に伝え、リフォーム店がそれをしっかりと受け止めたなら、共感という満足リフォームの苗が芽生えます。
どこに頼もうとも、自分たちのことをしっかりと伝えられる事前準備を行いましょう。

① 現状の悩みをチェック

現状の門扉で不安を感じることや悩んでいることを再確認します。
今現在、門扉がないのであれば、門扉を施すことで解消できる不安や悩みを考えます。

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② 家族の希望をまとめる

不満・悩み解消に加えて、家族全員で完成イメージを話し合います。
そのイメージがリフォームプランの基になります。

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③ 希望の理由をまとめる

なぜそのように希望するのかの理由もまとめておきましょう。リフォーム店は、その理由を知ることで、もっと適切で低コストで思いもよらない素晴らしいプランを提案してくれることもあります。

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④ おおまかに予算を組む

工事費用は非常にシビアで難しい問題ですが、いくらかかるのかではなく、いくらまでなら出せるのかを計算し、費用の上限を決めておきましょう。
※工事費用は、機器のグレードやオプション、住まいの現状によって大きく異なるため、いちがいにどのくらいかかるのかをここでお伝えすることができません。

 

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⑤ リフォーム店を探す

準備が整ったら、リフォーム店探し。
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