基本用語集ま行
ま
間口
建物の正面(通常は玄関のある側)の長さ(幅)。
マスタープラン
建築物を建てる時の基本計画、基本設計。
窓
採光、換気、通風のために設けられる開口部。
間柱(まばしら)
通し柱と通し柱の間に設けられる柱。
丸太組工法(まるたぐみこうほう)
樹皮を剥いだだけの丸太材や角材を水平に積み重ねて壁を構成していく工法。
廻り縁(まわりぶち)
天井面と壁面が接する部分に取り付ける棒状の部材。
み
御影石(みかげいし)
花崗岩(かこうがん)のこと。
水勾配(みずこうばい)
雨水や汚水などの排水を目的につける緩い傾斜のこと。一般的に床面や雨樋、下水道管などに用いられる水取り勾配のことを指す。
水が自力で流れる限界の勾配は0.5%程度で、自然流下式の管に用いられ、日常的に歩いている道路には、ほとんど気付かない程度の1~1.5%程度の横断勾配がついている。水は流れるが傾きに気付かない勾配は1%程度と言われ、ウッドデッキにつける床勾配は1%程度が良いとされる。ちなみに1%の勾配とは、水平距離の1に対して100分の1上下する傾きを言い、1mでは1cmの緩い傾きとなる。
水盛遣方(みずもりやりかた)
工事を着手する前に、構築物の正確な位置・高さ・水平などを出すための作業。一番はじめに行なう作業で、最も重要な作業だともいえる。これがいい加減な場合、敷地に対して正確な位置で構築物を建てることはできない。
水盛り(みずもり)とは水平を出す作業で、測量機器のない時代には水盛管に水を入れて水平を定めたところからこのように呼ばれる。現在では水準の測量器には通常、水準儀と標尺が使用される。
遣り方(やりかた)とは位置を出す作業のことで、根切りなど基礎工事に先立ち、壁、柱の中心や高低などを表示する仮設装置をつくる。これらの作業を合わせて水盛遣方と呼ぶ。
ミストサウナ
ほどよい熱さの霧状の蒸気が噴き出すサウナ設備。
水抜き穴
敷地内の土にしみ込んだ雨水を抜くために、擁壁(ようへき)にあけた穴。
未線引き
都市計画区域を市街化区域と市街化調整区域に分けられていない区域のことを「未線引き区域」という。
南下がり
頂上から南に向かって下がっていくひな壇造成の住宅地。
未払い利息
変動金利型ローンの金利上昇により、定められた返済額を上回ることで未払い分が生じること。
め
メーターボックス
電気やガス、水道などのメーターを集めて検針しやすくしたもの。
目透かし天井
和風天井の一種で、天井の板材をぴったり継ぎ合わさず、板と板の間に少しすき間をあけて張ったもの。
メディシンボックス
システム洗面化粧台の脇に設置される、洗面道具、化粧品などを収める棚。
面格子
窓などの開口部に、一定の間隔で打ち付けられた格子。
免震構法
地震による建物の揺れや破壊を防ぐため、地震の力が直接建物に伝わらないよう工夫された構法。
メンテナンス
維持、管理、修理。住宅の耐用年数を延ばし、快適な住み心地を維持するためには不可欠。
も
申込証拠金
住宅の購入を申し込む時に、購入の意思を表すために払うお金のこと。(10万円程度)
モジュール
基本寸法、基準単位。日本建築の「尺(しゃく)」や「間(けん)」等も同じ。
モデルハウス
販売促進やPRのために、住宅展示場などに住宅メーカーが建てた自社の製品(住宅)。
盛土(もりど)
斜面地などを造成して宅地にする際に、土を盛って水平な敷地を造ること。