総費用 130万円
工期 10日
埼玉県 | (株)竹久
建ててから40年もの間に一度も屋根のお手入れをしていない住宅の葺き替え工事です。耐震性や耐久性を考え、瓦の10分の1の重量のガルバリウム鋼板葺きをご提案しました。
今回の工事に使用した屋根材は、アイジー工業のガルテクトという商品です。こちらの屋根材は既存の瓦葺きと比較して、断熱性・軽量性・遮音性に優れ、市場で1番流通している屋根材であるスレート系と比較しても遥かに優秀な屋根材と言えます。
屋根材として1番多いのがスレート系ですが、こちらの屋根材は定期的(塗料によりますが一般的に10年前後)に塗装をしなければいけないため、長期的に見るとガルバリウム鋼板に葺き替えてしまったほうがコストがかからないケースが多くみられます。
屋根の下地(野地板)が経年劣化や浸水により変形し、瓦の重みによって屋根全体がたわんでしまっている状態でした。またのし瓦もずれており、それを結わえる番線も切れていたため危険な状態でした。
屋根材はしっかりとした構造用合板の上にビスで固定され、昨年に越谷市付近で発生した竜巻にも耐えた役物でしっかりとカバーされているため安心です。
棟の瓦から軒先の方へ順にはがしていきます。ちなみに今回の屋根は面積が約95uなので、瓦の総重量にすると約4tにもなります。普通の乗用車2〜3台分に相当します。
40年前では現在の防水シート(ルーフィング)は存在しなかったため、このような防水紙が使われていました。隙間ができており、これでは風の強い雨の日などには間違いなく屋内に雨が浸入してしまいます。
新しく葺く屋根材をしっかりと固定するために隙間なく構造用合板(12o厚)を敷き詰めます。最近は石油の高騰により構造用合板の単価が跳ね上がっており、当社としても苦しい限りです。。。
この緑色のシートが雨漏りを防ぐ最後の砦となります。もちろん屋根材にも雨返し(浸水を防ぐ仕掛け)が付いていますが、万が一の時に屋根材の下に水が浸入してもこのルーフィングで止まるような構造になっています。
屋根には役物と呼ばれる仕掛けが大活躍しています。主に棟包み・けらば包み・唐草・捨て谷などがありますが、これらも雨の侵入を防ぐ大事な役割を担います。またこれらはビスで固定されます。
埼玉県春日部市八丁目311-1
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春日部市S様邸 担当:竹田 将
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