築35年のお宅がシロアリ被害に！しっかり修理して大地震に強い家 〜神奈川県茅ヶ崎市施工事例　一戸建て

阪神淡路大震災の際、倒壊した建物の8割はシロアリ被害にあっていたといわれます。シロアリを消毒し駆除しただけでほおっておくのは大変危険なので、シロアリ被害にあった土台や柱は交換し、しっかり補強します。

シロアリといえば、すぐに浮かぶのは消毒業者ですが、消毒業者がやってくれるのはシロアリを殺すことだけ。駆除しても、家がシロアリ被害にあった状態のままでは、大地震が来たとき倒壊してしまう恐れがあります。

外からでは解りづらい家の深部の被害状況の確認や、シロアリの駆除、被害にあった建物の修繕・補強も、丸ごとトータルで対応できる、地元の工務店に頼むのがオススメです。グリーンパトロールなら丸ごと安心です。

膨らみが発生している場所を外壁側から調べると、雨水の浸入を防ぐために入っていなければならない水切りが、途中で終わっていました。そのため雨水が切れ目から侵入したのです。壁の膨らみの原因は雨漏りでした。

劣化し破れた窓周りのコーキングから雨水が入ったり、サイディングがめくれていたりなど、あちこちで雨水が浸入している現象が見られ、シロアリ被害の可能性があったので、台所の裏の壁をあけ詳しく調査しました。

壁の膨らみがあった箇所の柱は、シロアリが木を食べ進んだ蟻道(ぎどう)がありました。劣化した窓枠やサイディングのめくれ、水切りの切れ目等から入った雨水が、柱や土台の木を湿らせそこにシロアリが入るのです。

この様に広範囲にシロアリ被害が起きている場合、消毒だけで終わらせるのは大変危険です。大地震での倒壊を防ぐ為、被害にあった柱と土台は新しい物に替え、柱と土台が交わる箇所には金具を取り付け補強しました。

お風呂の上がり口を詳しく調べると、お風呂の床と段差の間にひび割れができていました。お風呂のお湯をジャバーっと流すたびにこのひび割れに水が入り込み、お風呂の土台の木に水がしみ込んでいたのです。

お風呂の壁を外側から調べると、お風呂の土台や柱、建物を補強する役割の大切な間柱や筋交いもシロアリに食べられボロボロでした。そこで、土台と柱、間柱と筋交いを交換し、ユニットバスにリフォームしました。

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